温度の単位変換
摂氏・華氏・ケルビン・ランキン・列氏の温度を、オーブンの設定・気温・体温・色温度などの場面に合わせて相互変換します。
結果
33.8 °F
1 °C≈ 33.8 °F
すべての単位
| 単位 | 値 |
|---|---|
| ケルビン (K) | 274.15 |
| 摂氏 (°C) | 1 |
| 華氏 (°F) | 33.8 |
| ランキン (°R) | 493.47 |
| 列氏(レオミュール) (°Ré) | 0.8 |
温度変換ツール。摂氏・華氏・ケルビン・ランキン・列氏を相互に換算。
温度変換(摂氏・華氏・ケルビン)とは?
温度変換ツールの使い方
温度換算の計算式
- = 変換元の温度(摂氏)。計算のスタート地点になる値
- = 変換後の温度(華氏)。求めたい結果
- = 目盛りの幅の比(=1.8)。摂氏1度は華氏1.8度分の幅にあたる
- = ゼロ点のずれ。0℃が0°Fではなく32°Fに当たるため足す
よく調べる温度の早見表(摂氏・華氏・ケルビン)。「表示」列は、ツールが正確(=)と概算(≈)のどちらで表示するかを示します
| 基準点 | 摂氏(℃) | 華氏(°F) | ケルビン(K) | 表示 |
|---|---|---|---|---|
| 絶対零度 | −273.15 ℃ | −459.67 °F | 0 K | K↔℃は正確 |
| 摂氏=華氏の一致点 | −40 ℃ | −40 °F | 233.15 K | 概算(≈) |
| 冷凍庫(3つ星) | −18 ℃ | −0.4 °F | 255.15 K | 概算(≈) |
| 水の凝固点 | 0 ℃ | 32 °F | 273.15 K | K↔℃は正確 |
| 快適な室温 | 20 ℃ | 68 °F | 293.15 K | 概算(≈) |
| 猛暑日 | 35 ℃ | 95 °F | 308.15 K | 概算(≈) |
| 平熱(体温) | 37 ℃ | 98.6 °F | 310.15 K | 概算(≈) |
| 発熱の目安 | 38 ℃ | 100.4 °F | 311.15 K | 概算(≈) |
| 華氏100度 | 約37.8 ℃ | 100 °F | 310.93 K | 概算(≈) |
| 水の沸点(1気圧) | 100 ℃ | 212 °F | 373.15 K | K↔℃は正確 |
| 米レシピのオーブン | 約176.7 ℃ | 350 °F | 449.82 K | 概算(≈) |
| 日本のオーブン標準 | 180 ℃ | 356 °F | 453.15 K | 概算(≈) |
| ピザ・高温 | 220 ℃ | 428 °F | 493.15 K | 概算(≈) |
温度換算の具体例
アメリカのレシピ:350°Fはオーブン摂氏何度?(そして350℃に設定してはいけない理由)
アメリカの気温・エアコン:華氏70度は摂氏何度?暗算のコツも
体温:37℃は華氏98.6度、38℃は華氏100.4度
理科・工学:ケルビン(絶対温度)と摂氏の換算
照明の色温度5000K:ケルビンだけど「部屋の温度」ではない
歴史・文学:列氏(レオミュール度)80度は摂氏100度
温度換算でよくある間違い
- 1.8を掛けたのに+32を足し忘れる。摂氏→華氏で最も多いミスです。×1.8は目盛りの幅を合わせるだけで、そのあとゼロ点のずれ分+32を足して初めて正しい値になります。20℃は68°Fであって36°Fではありません——+32を落とすと答えは常に32度低く出ます。
- オーブンで350°Fを350℃に設定してしまう。海外レシピの350°Fは約176.7℃(オーブンは180℃)です。350℃は華氏に直すと約662°Fで、生地は焦げます。数値だけの指示を見たら、まず°Fか℃かを確認してください。
- 温度の「変化量」と「値」を混同する。何かが1℃上がることは1.8°F上がることと同じで、この差(インターバル)には+32は使いません。しかし1℃という温度そのものは1.8°Fではありません。水の凝固(0℃=32°F)と沸騰(100℃=212°F)の間が、摂氏で100度・華氏で180度なのを見れば、両方の事実が同時に分かります。
- −40以外の切りのいい数字も一致すると思い込む。摂氏と華氏が同じ数字になるのは−40℃=−40°Fの1点だけで、9/5倍の伸びと+32のずれがちょうど打ち消し合う場所です。0や100など他の値は一致しません。
- ケルビンで273.15ではなく273を足す、または「°K」と書く。ケルビンは摂氏に273.15を足した値で、0℃はちょうど273.15Kです。273で丸めると常に0.15Kずれます。また度記号は付けず「273.15K」と書きます(「273.15°K」は誤り)。
- 照明の色温度(ケルビン)を実際の温度と勘違いする。昼白色5000Kや昼光色6500Kは光の色を表す指標で、部屋や電球が5000℃・6500℃になるわけではありません。ケルビン値として摂氏に換算はできますが、その結果を室温として読むのは誤りです。
- 華氏とランキン度の結果が「概算(≈)」なのを誤差だと誤解する。定義(0°F=0℃+32など)は正確ですが、華氏の幅5/9が2進数で割り切れないため、ツールは正直に「概算(≈)」と表示します。摂氏・ケルビン・列氏どうしだけが「正確(=)」になります。
温度の単位に関する用語
摂氏(セ氏・℃)
水の凝固点を0度、沸点を100度とし、その間を100等分した目盛り。1742年のセルシウスに由来し、日本を含む世界の大半が日常で使う。0℃=273.15Kちょうど。
華氏(カ氏・°F)
水の凝固点を32度、沸点を212度とする目盛り。1724年のファーレンハイトに由来し、主にアメリカで使われる。摂氏1度は華氏1.8度分の幅で、°F = ℃ × 1.8 + 32 で換算する。
ケルビン(K・絶対温度)
SIにおける温度の基準単位。ゼロが絶対零度なのでマイナスにならない。摂氏に273.15を足した値で、度記号を付けず「300K」と書く。理科の計算に使う。
ランキン度(°R)
絶対零度を0とし、華氏の幅の目盛りを使う絶対温度。0°R=0K、水の凝固点は491.67°R。°R = °F + 459.67。米国の航空宇宙・空調工学で今も使われる。
列氏(れっし・レオミュール度)
水の凝固点を0、沸点を80とする目盛り。1730年のレオミュールに由来し、列氏1度=1.25℃(列氏 = ℃ × 4/5)。現在は古い欧州のレシピやロシア文学の翻訳で見かける程度。
アフィン変換(オフセット付き換算)
「幅を係数で伸縮し、ゼロ点をずれ(オフセット)で動かす」2段階の換算。温度は目盛りごとにゼロ点が違うため、長さや重さのような比例(掛け算1回)では換算できない。
色温度(相関色温度)
光の色をケルビンで表す指標。数値が低いほど赤み(電球色2700K)、高いほど青白い(昼光色6500K)。黒体の温度を基準にした尺度で、光源や室内の実際の温度とは別物。
温度変換に関するよくある質問
華氏を摂氏に変換するには?
32を引いてから5/9(=÷1.8)を掛けます。例:(212 − 32) × 5/9 = 100℃、(98.6 − 32) × 5/9 = 37℃。先に32を引くのが、間違えやすいポイントです。
摂氏を華氏に変換するには?
1.8を掛けてから32を足します。例:20 × 1.8 + 32 = 68°F、100 × 1.8 + 32 = 212°F。+32を忘れると答えが32度低く出ます。
華氏を摂氏にする簡単な暗算方法は?
「華氏から30を引いて2で割る」と覚えます。例:70°Fなら (70 − 30) ÷ 2 = 20℃(正確な21.1℃に近い)。天気や服装選びには十分ですが、料理や体温など差が効く場面では正確な式を使ってください。
なぜ華氏の計算式には+32があるの?
摂氏と華氏はゼロ点(基準)が違うからです。水は摂氏で0℃、華氏では32°Fで凍ります。そのため9/5倍で目盛りの幅を合わせたあと、ゼロ点のずれ分+32を足して初めて2つの目盛りが揃います。長さや重さはゼロが共通なので、この足し算は要りません。
350°Fはオーブンで摂氏何度ですか?
350°Fは約176.7℃(正確には176.666…℃)で、日本のレシピはまとめて180℃と書きます。オーブンは180℃に合わせれば大丈夫です。注意:350°Fの指示を350℃に設定すると約662°Fになり、確実に焦げます。他の目安は325°F=約160℃、375°F=約190℃、400°F=約200℃です。
華氏70度は摂氏何度ですか?
華氏70度は約21.1℃で、過ごしやすい気温です。(70 − 32) × 5/9 = 21.1℃。アメリカのエアコンや天気でよく出る値で、72°Fが約22℃、75°Fが約23.9℃です。
華氏100度は摂氏何度ですか?
華氏100度は約37.8℃です。(100 − 32) × 5/9 = 37.78℃。ちょうど平熱の少し上あたりで、天気予報なら猛暑を意味します。
37℃は華氏で何度ですか?
37℃は華氏98.6度です。37 × 1.8 + 32 = 98.6°F。教科書的な平熱で、38℃は100.4°F(発熱の目安)。海外の病院に体温を伝えるときは、この値と単位を添えると誤解を防げます。
なぜ−40℃と−40°Fは同じ数字になるの?
摂氏と華氏は目盛りの幅(1℃=1.8°F)もゼロ点(0℃=32°F)も違うので、2本の直線は1点だけで交わります。℃ = ℃ × 9/5 + 32 を解くと℃=−40。9/5倍の伸びと+32のずれがここでちょうど打ち消し合い、両方の目盛りが同じ数字を示す唯一の温度になります。
摂氏をケルビンに変換するには?
273.15を足すだけです。0℃=273.15K、100℃=373.15K、25℃=298.15K。掛け算はなく、幅は摂氏と同じです。度記号は付けず「273.15K」と書きます(「°K」は誤り)。摂氏とケルビンどうしなので結果は「正確(=)」になります。
絶対零度は各単位で何度ですか?
絶対零度は熱力学温度の下限で、0K、−273.15℃、−459.67°F、そしてランキン度では0°Rです(ランキン度もケルビンと同じく絶対零度が基準)。理論上到達できるが完全には到達できない温度とされています。
照明の5000K(色温度)は摂氏何度ですか?
数値としては5000 − 273.15 = 4726.85℃と換算できますが、これは「同じ色の光を出す黒体の温度」であって、電球や部屋の実際の温度ではありません。色温度はケルビンで測る光の色の指標で、昼白色5000K・電球色2700K・昼光色6500Kのように使います。摂氏の値を室温として読むのは誤りです。
列氏(レオミュール度)やランキン度とは何ですか?
列氏(れっし)は水の凝固点を0、沸点を80とする古い目盛りで、列氏1度=1.25℃。今はロシア文学の翻訳や古いレシピで見かけます。ランキン度は絶対零度を基準に華氏の幅の目盛りを使う絶対温度で、0°R=0K、水の凝固点は491.67°R。米国の航空宇宙・空調工学で使われます。
この換算はどのくらい正確ですか?
定義は正確です(0℃=273.15K、32°F=0℃、80列氏=100℃など)。摂氏・ケルビン・列氏どうしの換算は「正確(=)」と表示されます。華氏やランキン度を含む換算は、幅5/9が2進数で割り切れないため「概算(≈)」と表示されますが、これは内部表現の正直な表示で、定義があいまいなわけではありません。精度は最大で小数点以下15桁まで確認できます。
この温度変換ツールは無料で使えますか?
はい。登録やインストールは不要で、ブラウザ上ですべての計算が完結します。摂氏・華氏・ケルビン・ランキン度・列氏の5単位に対応し、サイトに埋め込めるウィジェット版も用意しています。
出典・参考文献
- BIPM SI文書(第9版、§2.3.1)— ケルビンを熱力学温度のSI基本単位として定義し、ボルツマン定数 k = 1.380649 × 10⁻²³ J/K(正確)で固定
- 第13回CGPM(1967年)決議4 — 0 °C = 273.15 K(正確)と定め、ケルビンから度記号を正式に廃止(「100 °K」ではなく「100 K」)
- BIPM — 2019年のSI改定(2019年5月20日施行):水の三重点による定義に代えて、ケルビンをボルツマン定数 k = 1.380649 × 10⁻²³ J/K(正確)で固定
- ISO 80000-5:2019 — 量および単位 第5部:熱力学(ケルビン・摂氏・華氏・ランキン・列氏の単位定義と換算規約を規定)
- NIST SIガイド 付録B — 換算係数(ケルビン/摂氏/華氏/ランキンの換算式と工学的な既定の丸め規約)
- ウィキペディア — ケルビン(SI基本単位、2019年のSI再定義でボルツマン定数により定義、絶対零度は0 K、第13回CGPM 1967により度記号を付けずに表記)
- ウィキペディア — 摂氏(1742年アンデルス・セルシウス、現代の定義は第13回CGPM 1967により0 °C = 273.15 K 正確、米国および一部の米国関連地域を除く標準の温度目盛)
- ウィキペディア — 華氏(1724年ダニエル・ガブリエル・ファーレンハイト、法定基準は32 °F = 0 °C、212 °F = 100 °C、傾き5/9 K/度、米国の日常的な目盛)
- ウィキペディア — ランキン目盛(1859年ウィリアム・ジョン・マクォーン・ランキン、華氏の度幅をもつ絶対温度目盛、0 °R = 0 K、491.67 °R = 273.15 K、米国の伝熱工学の教科書や旧来の工業測温で使用)
- ウィキペディア — 列氏目盛(1731年ルネ・アントワーヌ・フェルショー・ド・レオミュール、0 °Ré = 0 °C、80 °Ré = 100 °C 正確、18〜19世紀の大陸ヨーロッパで主流——トルストイ『戦争と平和』や当時のフランス・ドイツの料理書に登場)