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単位変換ツール

長さ・体積・面積・温度・圧力・エネルギー・仕事率・力・トルク・角度・重さ・時間・速度・密度・データ量の15カテゴリーを1ページで換算。インチ⇔cm、坪⇔㎡、馬力⇔kW もNIST・BIPM準拠の換算係数で。

m

結果

3.28084 ft

1 m = 3.28084 ft

すべての単位

単位
ミリメートル (mm) 1,000
センチメートル (cm) 100
メートル (m) 1
キロメートル (km) 0.001
インチ (in) 39.3701
フィート (ft) 3.28084
ヤード (yd) 1.09361
マイル (mi) 6.21371E-4
海里 (nmi) 5.39957E-4
オングストローム (Å) 10,000,000,000
天文単位 (AU) 6.68459E-12
光年 (ly) 1.057E-16
パーセク (pc) 3.24078E-17

単位変換の総合ツール。長さ・面積・圧力から仕事率・データ量まで15カテゴリーを1ページで換算。

単位変換ツールは、入力した値をそのカテゴリーの基準単位にいったん直してから変換先の単位へ直す仕組みで、長さ・面積・圧力・仕事率など15カテゴリーを1ページで扱います。上の「カテゴリー」を切り替えても「値」に入れた数字はそのまま残るため、坪から平米を見たあと、打ち直さずにそのまま馬力からkWへ移れます。

単位変換(単位換算)とは

単位変換とは、同じ量を別の単位で言い直す計算です。この総合ツールは長さ・体積・面積・温度・圧力・エネルギー・仕事率・力・トルク・角度・重さ・時間・速度・密度・データ量の15カテゴリー、合計151単位を1ページで相互に変換します。カテゴリーごとに基準となる単位が1つ決めてあり、入力した値をいったんそこまで直してから変換先の単位へ直す、という2段階でどの組み合わせも計算できます。長さでも圧力でもデータ量でも手順は同じで、入れ替わるのは掛ける係数2つだけです。1ページが15種類の量を引き受けられるのはそのためです。
カテゴリー別の単位数は、長さ13・体積12・面積12・温度5・圧力12・エネルギー11・仕事率9・力8・トルク7・角度7・重さ12・時間12・速度9・密度8・データ量14で、合わせて151です。基準単位は順に、メートル、立方メートル、平方メートル、ケルビン、パスカル、ジュール、ワット、ニュートン、ニュートンメートル、ラジアン、キログラム、秒、秒速メートル、キログラム毎立方メートル、バイト。係数はNIST SP 811 附属書B.8、BIPMの国際単位系文書(第9版)、ISO 80000シリーズ、1959年の国際ヤード・ポンド協定、国際天文学連合の決議から取っています。NIST SP 811の表で太字になっている値が定義値で、インチの2.54e-2 m、フィートの3.048e-1 m、マイルの1609.344 m、熱化学キロカロリーの4.184e+3 Jがそれにあたります。
15のうち14は掛け算と割り算だけで終わります。0 m、0 kg、0 J、0 Paはどれも「何もない」を指していて、目盛りの原点がそろっているからです。温度だけは事情が違います。摂氏と華氏は絶対零度とは別の場所から0を数え始めるので、係数を掛けたあとに原点をずらす足し算がもう一段入ります。0 °Cに1を掛けて273.15を足すと273.15 K、そこから華氏の原点255.37222…を引いて5/9で割ると32 °F。温度カテゴリーを選んだ瞬間に式がこちらへ切り替わり、残りの14カテゴリーは単純な比例のまま動きます。
日本で単位の読み替えが絶えないのは、書類に載る単位と口に出る単位が食い違うからです。計量法は第8条第1項で、法定計量単位でない単位を取引や証明に使うことを禁じており、違反には50万円以下の罰金が定められています(第173条第1号)。それでも現場で通じる言葉は坪であり、馬力であり、kgf/cm²です。ブリヂストンのタイヤ情報ページは空気圧の表示について、以前は kg/cm2 が使われていたが1999年の計量法の改正で国際単位の kPa に変更された、と説明しています。自動車の諸元表も同じ時期に出力の主表示がkWへ移りましたが、WEB CARTOPの解説によれば、エンジンの証明や取引については当分の間フランス式の馬力表示の併記が認められています。運転席ドアのステッカーはkPa、整備工場のゲージはpsi、ベテランの頭の中はkgf/cm²という状態が、こうして今も並んでいます。
結果カードのすぐ下には、変換元1つ分が変換先でいくつになるかの行が出ます。「1 in = 2.54 cm」「1 坪 ≈ 3.305785 m²」のような1行で、真ん中の記号は単位の組み合わせで決まります。両方が定義で値の固まった単位なら=、どちらか一方でもこの変換器が近似として指定している単位なら≈です。近似の指定を受けているのは151単位のうち20で、長さの光年とパーセク、面積の坪、温度の華氏とランキン、圧力のトル・水銀柱ミリメートル・水柱センチメートル・水柱インチ、仕事率のBTU毎時とキロカロリー毎時、角度の度・グラード・回転・分・秒、時間の月・年・10年、速度のマッハがそれにあたります。体積・エネルギー・力・トルク・重さ・密度・データ量の7カテゴリーには1つもないため、この7つでは違う単位どうしの組み合わせは必ず=で出ます。同じ単位を自分自身に変換したときも記号は≈になります。こちらは変換の前後が同じ単位のときにツールが等号を使わない、というだけの決まりです。
日本語の単位換算サイトは、量ごとにページを分ける作りが主流です。計算サイト(calc-site.com)は13種類を別々のページに置き、トルクと密度は扱っていません。keisan.siteは31種類をやはり別々のページに並べています。7カテゴリーのタブ形式であるDevDojo、5カテゴリーのてもとツールのように、そもそも扱う量が少ないものもあります。ページをまたげば数字は打ち直しになり、タブが足りなければ別のサイトを開くことになります。この総合ツールは15カテゴリーを1ページに収めていて、上のカテゴリーを切り替えても「値」に入れた数字は残ります。坪と平米を見終わったその足で、同じ数字のまま馬力やトルクへ進めるという意味です。

使い方:先にカテゴリーを決める

最初の画面は長さカテゴリーのメートル→フィートで開き、1 mが3.28084 ftと表示されます。これは計算キットの共通の初期値で、日本向けに選ばれた組み合わせではありません。ここからカテゴリーを変えれば、残り14種類の量へそのまま移れます。
1. 一番上の「カテゴリー」で量を選びます。長さ・体積・面積・温度・圧力・エネルギー・仕事率・力・トルク・角度・重さ・時間・速度・密度・データ量の15項目が入っていて、閉じた状態の選択欄の横に、いま選んでいるカテゴリーのアイコンが1つ表示されます。カテゴリーを変えると、下の2つの単位リストがまるごとその量の単位に入れ替わります。
2. 「変換元」で元の単位を選びます。リストは系統ごとにグループ分けされていて、面積ならメートル法・ヤードポンド法・尺貫法の3つ、圧力ならSI単位・気圧系・ヤードポンド法・重力単位系の4つに分かれます。坪と畳(帖)は面積の3つ目、尺貫法のグループにあります。kgf/cm²は圧力の重力単位系、psiはヤードポンド法のグループです。並び順は大きさ順でも五十音順でもなく、定義された順番です。
3. 「値」に数字を入れます。欄の中にいま選んでいる変換元の記号が付くので、入れている数字が坪なのか㎡なのか、psiなのかkgf/cm²なのかで迷いません。初期値は1です。上限は1e15、下限は0ですが、温度・圧力・エネルギー・仕事率・力・トルク・角度・速度の8カテゴリーはマイナスの値も受け付けます。
4. 「変換先」で欲しい単位を選びます。2つのリストのあいだにある「単位を入れ替え」ボタンを押すと、変換元と変換先が丸ごとひっくり返ります。PS→kWで見ていたものをkW→PSに戻すのがクリック1回で済むので、国産カタログと英語のレビュー記事を行き来するときに効きます。
結果は数字を入れた時点で「結果」カードに出て、横のコピーボタンでそのまま持ち出せます。カードのすぐ下の小さな行には、変換元1つ分が変換先でいくつかが書かれます。面積で30と入れて坪→平方メートルにすれば、カードは99.1736 m²、下の行は「1 坪 ≈ 3.305785 m²」という具合です。
カテゴリーを変えても、2つの単位リストは新しい量のものに入れ替わる一方で、「値」に入れた数字はそのまま残ります。100と一度入れておけば、仕事率でPS→kWにして73.5499 kW、速度でkm/h→mphにして62.1371 mph、データ量でGB→GiBにして93.1323 GiBと、打ち直さずに読み進められます。量ごとに別のサイトを開いて毎回入力し直していた手間が、ここで消えます。
「小数点以下の桁数」は入力欄の側ではなく、結果カードの下にあります。自動は有効数字6桁程度で切り、1坪を平方メートルにしたときの3.3057851239669422は3.30579、1 GBをGiBにしたときの0.9313225746154785は0.931323、割り切れたはずの76.99999999999993は77と表示されます。ここで2を選べば3.31、4を選べば3.3058というふうに小数の桁数が固定されます。選ぶ数字は有効数字ではなく小数点以下の桁数なので、15にしても小数15桁までです。この選択はカードの大きな数字にだけ効き、下の1単位あたりの行は選択と関係なく小数6桁までしか使いません。
結果の下の「すべての単位」を開くと、入力した値がそのカテゴリーの全単位でいくつになるかが1つの表に出ます。列は「単位」と「値」の2つで、いま選んでいる変換先の行がハイライトされます。圧力ならパスカルから水柱インチまで12行、データ量ならビットからエクスビバイトまで14行が一度に並びます。電子ボルトをジュールにした1.60218E-19 Jや、光年をメートルにした9.46073E15 mのように桁が大きく離れる値は指数表記に切り替わります。Eのうしろの数字は10の何乗かを表します。この書き方のおかげで、桁が20個ぶん離れる組み合わせでも1つの表に収まります。

よく使う換算の早見表(3列目は結果カードのすぐ下に出る「1単位あたり」の行そのものです。温度だけは原点をずらす足し算が入るため、この行は華氏1度そのものを摂氏に直した値になり、目盛りの幅を表しているわけではありません)

換算結果カードの下に出る行
長さ:1インチ → cm2.54 cm1 in = 2.54 cm
長さ:1cm → インチ0.393701 in1 cm = 0.393701 in
長さ:自転車の27インチ → cm68.58 cm1 in = 2.54 cm
長さ:1メートル → フィート3.28084 ft1 m = 3.28084 ft
面積:1坪 → ㎡3.30579 m²1 坪 ≈ 3.305785 m²
面積:1㎡ → 坪0.3025 坪1 m² ≈ 0.3025 坪
面積:30坪 → ㎡99.1736 m²1 坪 ≈ 3.305785 m²
面積:100㎡ → 坪30.25 坪1 m² ≈ 0.3025 坪
面積:1坪 → 畳2.04061 畳1 坪 ≈ 2.040608 畳
面積:1畳 → ㎡1.62 m²1 畳 = 1.62 m²
面積:30㎡ → 畳18.5185 畳1 m² = 0.617284 畳
重さ:1ポンド → kg0.453592 kg1 lb = 0.453592 kg
重さ:60kg → ポンド132.277 lb1 kg = 2.204623 lb
温度:華氏100度 → 摂氏37.7778 °C1 °F ≈ -17.222222 °C
仕事率:100PS → kW73.5499 kW1 PS = 0.735499 kW
仕事率:英馬力100hp → kW74.57 kW1 hp = 0.7457 kW
圧力:1bar → kgf/cm²1.01972 kgf/cm²1 bar = 1.019716 kgf/cm²
エネルギー:100kcal → kJ418.4 kJ1 kcal = 4.184 kJ
速度:1ノット → km/h1.852 km/h1 kn = 1.852 km/h
速度:100km/h → mph62.1371 mph1 km/h = 0.621371 mph
時間:1年 → 日365.25 日1 年 ≈ 365.25 日
体積:1米ガロン → L3.78541 L1 gal = 3.785412 L
データ量:1TB → GiB931.323 GiB1 TB = 931.322575 GiB
データ量:128GB → GiB119.209 GiB1 GB = 0.931323 GiB

日本の表記と海外の表記を行き来する実例

坪と平米:不動産広告と登記簿のあいだ

土地の広告は坪、登記簿とマンションの専有面積は㎡です。不動産の書類はこの2つを行き来し続けるので、換算が絶えません。面積カテゴリーで変換元を坪、変換先を平方メートルにして30と入れると、カードは99.1736 m²、下の行は「1 坪 ≈ 3.305785 m²」。逆向きに100㎡を坪にすると30.25坪ちょうどで、こちらの行は「1 m² ≈ 0.3025 坪」です。
坪がどちらかに入る組み合わせで≈が出るのは、この変換器が坪を近似指定の単位に入れているからです。係数そのものは1坪=6尺×6尺=(20/11)²=400/121 m²という分数で、小数に開けば3.3057851239669…と循環します。ただし逆向きの0.3025坪は121/400ちょうどの数で、記号が≈でも、この値自体に丸めは入っていません。
現場でよく使う「×3.3」との差も見ておく価値があります。30坪なら3.3で99.0㎡、正確には99.1736㎡で0.17㎡の差。100坪なら330.0㎡と330.578㎡で0.578㎡ずれます。間取りを眺めながらの暗算なら3.3で足りますが、登記簿の面積と突き合わせるときは3.30578(または0.3025)を使ってください。

1坪=2.040608畳:坪と畳で記号が分かれる場所

変換元を坪、変換先を畳(帖)にして1と入れると2.04061畳、下の行は「1 坪 ≈ 2.040608 畳」です。畳の係数に1畳=1.62㎡を使っているためで、これは不動産の表示に関する公正競争規約施行規則が定める値です。規則は、居室の広さを畳数で表示する場合、畳1枚あたりの広さを1.62平方メートル以上(各室の壁心面積を畳数で割った数値)という意味で用いる、と決めています。
畳ちょうど2枚は1.62×2=3.24㎡。1坪は約3.30578㎡なので、2枚では0.066㎡ほど足りません。枚数が増えるほど差は積み上がり、30坪の家は30×2.040608=約61.2畳になります。「1坪=2畳」で数えた60畳より1畳あまり広い計算です。
1畳を平方メートルにした行は「1 畳 = 1.62 m²」で、こちらは等号です。1.62という数字を規則が固定しているので畳は定義値の側に置かれ、400/121の坪は近似指定の側にあります。面積の12単位で近似指定になっているのは坪ひとつなので、尺貫法グループに並ぶ2つで記号が分かれることになります。同じグループの隣どうしで=と≈が並ぶ場所はほかのカテゴリーにもあり、長さの天文グループ、温度の一般グループ、圧力の気圧系グループがそうです。15カテゴリーが1ページに乗っているので、この対比をそのまま見比べられます。
なお実際の畳の寸法は地域で違い、京間は約1.824㎡、江戸間は約1.548㎡です。地域の実寸で数えたいときは、畳数に実寸を掛けた㎡を入力してください。

カタログの馬力:PSと英語記事のhp、そしてエアコンの馬力

仕事率カテゴリーのリストには馬力が3つ並びます。英馬力(機械馬力・米英のhp)が745.7 W、仏馬力(PS・日本の「馬力」)が735.49875 W、電気馬力が746 Wちょうど。日本の自動車カタログが書く「馬力」は仏馬力、つまりPSです。WEB CARTOPの解説も「1仏馬力が735.5W(ワット)であるのに対し、1英馬力は745.7Wとされる。」と書いています。
変換元をPS、変換先をキロワットにして100と入れると73.5499 kW、下の行は「1 PS = 0.735499 kW」。変換元を英馬力に変えて同じ100なら74.57 kWで、行は「1 hp = 0.7457 kW」です。差は約1.4%。小さく見えますが比較には向きが出ます。カタログの200PSを英語式のhpに読み替えると197 hp前後で、200 hpの輸入車よりわずかに下です。2台を並べたいなら両方ともkWに落とすのが確実で、200 PSは147.1 kW、200 hpは149.14 kWになります。
ここで引っかかりやすいのが、同じ「馬力」でも空調の馬力は別物だという点です。業務用エアコンの1馬力は冷房能力でおよそ2.8 kWを指し、エンジンの馬力とは無関係です。このツールで1 PSを変換しても出るのは0.735499 kW。実際の値は機種で動くので、能力を選ぶときは換算ではなくメーカーの馬力別能力表で確かめてください。

タイヤの空気圧:kPaとkgf/cm²とpsiが同じ場面に並ぶ

同じ1本のタイヤの空気圧が3つの単位で語られるので混乱します。ブリヂストンのタイヤ情報ページは、以前は kg/cm2 が使われていたが1999年の計量法の改正で国際単位の kPa に変更された、と説明しています。同じページは換算の目安として「1kPa=0.01kgf/㎠≒0.145PSi≒0.01bar」を挙げ、240 kPa=2.4 kgf/cm²=34 PSi=2.4 barという行を載せています。
この目安は実務では十分ですが、丸めが2%ほど効いています。1 kgf/cm²は正確に98,066.5 Paで、キロパスカルに直すと98.0665 kPa。つまり2.4 kgf/cm²は2.4×98.0665=235.3596で約235 kPaであり、240 kPaちょうどではありません。逆に240 kPaをkgf/cm²に直すと240÷98.0665=2.4473です。「×100でkPa」は現場の丸めだと知ったうえで使う分には便利ですが、圧力容器や計測器の校正では区別が要ります。
圧力カテゴリーで変換元をkgf/cm²、変換先をpsiにすれば1 kgf/cm²=14.2233 psi。バールとの差もここで見えます。1 barはちょうど100,000 Paで、kgf/cm²に直すと1.01972、下の行は「1 bar = 1.019716 kgf/cm²」。barとkgf/cm²が約2%違うのは、barが10の冪で定義されているのに対し、kgf/cm²が標準重力9.80665を抱えたままの重力単位系の値だからです。

整備書の締め付けトルク:kgf·mとN·mとlb·ft

国内の整備指針やカタログは最大トルクをkg·mで書く慣行が長く、輸入車のマニュアルやトルクレンチの目盛りはN·mやlb·ftです。Yahoo!知恵袋には、kgf·cmをN·mに直したい、kgfをNに直したいという質問が何本も立っていて、ここが日常的な詰まりどころだとわかります。
トルクカテゴリーで変換元を重量キログラムメートル(kgf·m)、変換先をニュートンメートルにして1と入れると9.80665 N·m。標準重力が1901年の第3回国際度量衡総会で正確な値として固定されているので、この係数に丸めはありません。カタログの20.0 kg·mは20×9.80665=196.133 N·m、逆に100 N·mは10.1972 kgf·mです。重量キログラムセンチメートル(kgf·cm)なら1 kgf·cm=0.0980665 N·mで、知恵袋の回答と同じ数字が出ます。
米国式が要るときは変換先をポンドフィートに変えるだけです。1 N·m=0.737562 lb·ft。リストにはポンドインチとオンスインチもあり、オンスインチは小型モーターの仕様書に出てくる単位です。桁がここまで開く組み合わせでは、「すべての単位」を開いて7行をまとめて見るほうが早く済みます。
なお、力のカテゴリーとトルクのカテゴリーは別です。1 kgfを力カテゴリーでニュートンにすれば9.80665 N。数字は同じでも量が違うので、レンチの締め付け値にはトルクのほうを使ってください。

1TBのドライブが931GBに見える理由

データ量カテゴリーで変換元をテラバイト(TB・10進)、変換先をギビバイト(GiB・2進)にして1と入れると931.323 GiB、下の行は「1 TB = 931.322575 GiB」です。メーカーの表記とエクスプローラーの表記が食い違う地点が、この1行に収まっています。
メーカーは10進の接頭辞を使い、1 TB=1,000 GB=1兆バイトとして売ります。一方でOSのエクスプローラーは1024の冪で数えながら、名前だけをGBと書いてきました。実際にはGiB、つまり1,073,741,824バイト単位です。だから1 TBのディスクが931 GB前後に見えます。TB→TiBで見れば0.909495 TiB。同じバイト数を、目盛りの違う2つのものさしで読んでいることになります。
メモリ側は逆向きです。最初から2進単位で作られているので、8 GiBのモジュールをGBに直すと8.58993 GB。128 GBのUSBメモリをGiBに直せば119.209 GiBで、下の行は「1 GB = 0.931323 GiB」になります。ビットとバイトも取り違えやすく、1 B=8 bitです。このカテゴリーは容量の単位であって転送速度の単位ではないので、Mbpsそのものはリストにありません。1秒で運ばれる量をメガビットで入れてメガバイトで読む、という使い方になります。

台所と電気代:kcal・kJ・kWhを同じ目盛りに乗せる

エネルギーカテゴリーは、食べ物と電気が同じ目盛りに並ぶ場所です。変換元をキロカロリー(食品)、変換先をキロジュールにして100と入れると418.4 kJ、下の行は「1 kcal = 4.184 kJ」。熱化学カロリーの定義値そのままなので等号が付きます。
変換元をキロワット時にして1を入れ、変換先をキロカロリーにすると860.421 kcal。電力量計が数える1 kWhと、食品表示の860 kcalが物理的に同じ量のエネルギーだという意味です。メガジュールに変えれば3.6 MJちょうど。日本の食品表示は熱量をkcalで書くので、海外の食品でkJだけが書かれていたら4.184で割ってkcalに戻せば読めます。リストにはIT系のカロリー(4.1868 J)も別に入っていますが、栄養表示に使うのは熱化学カロリーのほうです。
仕事率のBTU毎時からも似た読み替えができます。北米の空調仕様は12,000 BTU、18,000 BTUのように時間あたりBTUで書かれ、18,000 BTU/hは5.27528 kW、つまり約5,275 Wです。BTU毎時はこの変換器が近似指定にしている単位なので、この組み合わせの行は≈で出ます。

華氏のレシピと海外の天気予報

温度カテゴリーは、15カテゴリーで唯一、掛け算だけでは終わらない場所です。変換元を華氏、変換先を摂氏にして100と入れると37.7778 °C。人の平熱よりわずかに高い、という感覚が掴めます。アメリカのレシピによく出る350 °Fなら176.667 °C、日本のオーブンの180 °Cは356 °Fです。
ここで注意したいのが、カードの下に出る行の読み方です。この組み合わせでは「1 °F ≈ -17.222222 °C」と表示されます。これは華氏1度という温度そのものを摂氏に直した値であって、目盛りの幅ではありません。温度は原点をずらす足し算が入るので、他のカテゴリーのように「1単位あたり何倍」という読み方ができないのです。
同じ理由で、温度の「差」は絶対目盛りのまま換算できません。5 °C上がったという話は41 °Fになったという意味ではなく、9 °F上がったという意味です。原点をずらす項は引き算で打ち消し合うのに、絶対の読み値には残るからです。この落とし穴は15カテゴリーのうち温度にしかありません。摂氏とケルビンの組み合わせは原点の差が273.15ちょうどなので等号で表示され、華氏とランキンが近似指定になっています。

カテゴリー別の基準単位と単位数を1枚で

どのカテゴリーに何が入っているかを先に押さえておくと、画面を開く前に行き先が決まります。
カテゴリー基準単位単位数よく選ぶ単位
長さメートル(m)13cm、インチ、km、マイル、海里
体積立方メートル(m³)12L、mL、米ガロン、米液量オンス
面積平方メートル(㎡)12㎡、坪、畳、ヘクタール、平方フィート
温度ケルビン(K)5摂氏、華氏
圧力パスカル(Pa)12kPa、kgf/cm²、psi、bar、mmHg
エネルギージュール(J)11kcal、kWh、kJ、BTU
仕事率ワット(W)9仏馬力(PS)、kW、BTU/h
ニュートン(N)8kgf、N、重量トン
トルクニュートンメートル(N·m)7kgf·m、N·m、lb·ft
角度ラジアン(rad)7度、ラジアン、分、秒
重さキログラム(kg)12kg、g、ポンド、トロイオンス
時間秒(s)12秒、分、時間、日
速度秒速メートル(m/s)9km/h、m/s、ノット、マッハ
密度キログラム毎立方メートル(kg/m³)8g/cm³、kg/m³、lb/ft³
データ量バイト(B)14GB、GiB、MB、TB
合わせて151単位です。表から直接読み取れる関係もあります。トルクのkgf·mと力のkgfは同じ標準重力9.80665を抱えているので係数が重なり、密度のkg/m³は重さの基準単位を体積の基準単位で割った形をしています。基準単位の組み立てがわかっていると、リストで迷う回数が減ります。

単位変換の計算式

y=xafromatoy = x \cdot \dfrac{a_{\text{from}}}{a_{\text{to}}}
  • xx = 変換元の値(元の単位で読んだ数字)
  • afroma_{\text{from}} = 変換元の単位1つ分が、そのカテゴリーの基準単位でいくつか(フィートなら0.3048 m、psiなら6894.757293168361 Pa、仏馬力なら735.49875 W)
  • atoa_{\text{to}} = 変換先の単位1つ分が、同じ基準単位でいくつか(キロメートルなら1000 m、バールなら100000 Pa、キロワット時なら3600000 J)
  • yy = 変換後の値(変換先の単位で読んだ数字)
15カテゴリーのうち14は上の式ひとつで終わります。基準単位まで一度掛けて持ち上げ、変換先の係数で割って降ろす、という2段階です。手計算なら次のようになります。50 psiをバールに直したいとき、まず50 × 6894.757293168361 = 344,737.86… Paを得て、これをバールの係数100,000で割り3.4474 barを得ます。
カテゴリー別の基準単位は次のとおりです。
  • 長さ → メートル(m)
  • 体積 → 立方メートル(m³)
  • 面積 → 平方メートル(㎡)
  • 温度 → ケルビン(K)
  • 圧力 → パスカル(Pa)
  • エネルギー → ジュール(J)
  • 仕事率 → ワット(W)
  • 力 → ニュートン(N)
  • トルク → ニュートンメートル(N·m)
  • 角度 → ラジアン(rad)
  • 重さ → キログラム(kg)
  • 時間 → 秒(s)
  • 速度 → 秒速メートル(m/s)
  • 密度 → キログラム毎立方メートル(kg/m³)
  • データ量 → バイト(B)
温度だけは式がもう一段付きます。摂氏・華氏・列氏は絶対零度ではない場所から0を数え始めるので、係数を掛けたあとに原点をずらす項が入ります。
Tout=Tinafrom+bfrombtoatoT_{\text{out}} = \dfrac{T_{\text{in}} \cdot a_{\text{from}} + b_{\text{from}} - b_{\text{to}}}{a_{\text{to}}}
摂氏は係数1に原点273.15、華氏は係数5/9に原点255.37222…、ケルビンとランキンは原点0です。だから0 °Cは273.15 Kを経て32 °Fになり、体温36.5 °Cは97.7 °Fになります。
日本でよく出会う係数を定義と一緒に並べると、輪郭がはっきりします。1インチ=0.0254 m、1ポンド=0.45359237 kg、1米ガロン=3.785411784 L、1英ガロン=4.54609 L(英国の1985年度量衡法)はいずれも定義値です。標準重力 gn = 9.80665 m/s² が1901年の第3回国際度量衡総会で正確な値として固定されているおかげで、1 kgf=9.80665 N、1 kgf·m=9.80665 N·m、1 kgf/cm²=98,066.5 Pa、仏馬力=75 kgf·m/s=735.49875 Wがすべて定義値として従います。日本の産業表記に残る重力単位系の数字が、たった1つの定数から出ているわけです。
一方で、トルは標準大気圧を760で割った値(133.32236842…Pa)なので小数が終わりません。水銀柱ミリメートル(133.322387415 Pa)と水柱センチメートルは、水銀と水の基準密度を経て定義された値です。角度の度(π/180)、グラード(π/200)、秒(π/648000)はそもそも無理数を含みます。この変換器はこれらを近似指定の単位に入れていて、結果カードの下の行に≈が付く組み合わせのひとつがここです。
データ量は係数が2系統に分かれます。キロバイト・メガバイト・ギガバイトは1000の冪、キビバイト・メビバイト・ギビバイトは1024の冪。どちらも定義値なので下の行には=が付きますが、値そのものは一致しません。
圧力についてもうひとつ。リストにN/mm²は入っていませんが、1 N/mm²は1 MPaとまったく同じ大きさです(1 mm²=10⁻⁶ m²なので、10⁶ N/m²=1 N/mm²)。図面のN/mm²表記に出会ったら、メガパスカルの行をそのまま読めば済みます。1 kgf/cm²は0.0980665 MPa、すなわち0.0980665 N/mm²です。

単位換算でつまずきやすいところ

  • 坪を「×3.3」で済ませる — 暗算用の3.3は坪あたり約0.006㎡少なく出る丸めで、間取り図を眺めるぶんには困りません。困るのは登記簿や面積表と数字を突き合わせるときで、そこは面積カテゴリーで坪→平方メートルを選び、係数400/121をそのまま働かせてください。
  • 「1坪=畳2枚」で部屋の広さを数える — 広告基準の1畳=1.62㎡で数えると1坪は2.040608畳で、2枚ちょうどには届きません。この差は坪数に比例して開くので、家1軒ぶんでは1畳以上の開きになります。畳の枚数が要るときは、変換先を畳(帖)にして坪数をそのまま入れてください。
  • 国産カタログの馬力と英語記事のhpを同じ数字として比べる — 日本の「馬力」は仏馬力(PS・735.49875 W)、英語圏のhpは英馬力(745.7 W)で、hp側が約1.4%大きくなります。同じ数字が並んでいてもhp表記のほうが実際には上なので、比べるなら両方ともkWに落としてください。
  • kgf/cm²を「×100でkPa」と覚える — 1 kgf/cm²は正確に98,066.5 Pa、つまり98.0665 kPaです。×100では約2%多く見積もることになり、2.4 kgf/cm²は240 kPaではなく約235 kPaです。タイヤのように余裕のある場面なら問題ありませんが、圧力容器や計測器の校正では区別が要ります。
  • 温度の「差」を絶対目盛りのまま換算する — 5 °Cの上昇は9 °Fの上昇です。絶対の読み値に直す式とは別物なので、差を換算するときは9/5だけを掛けてください。
  • GBとGiBを同じ単位として扱う — 1 GB=0.931323 GiBで、名前が似ているだけの別単位です。容量が足りるかを見積もるときは、メーカー表記(10進)とOS表記(2進)のどちらの数字を見ているかを先に決めてください。データ量カテゴリーで両方を並べれば、同じバイト数が2通りに読めることがその場で確かめられます。
  • 「月」「年」を実際の暦だと思う — この変換器の月は平均30.44日、年はユリウス年の365.25日です。1年を日にすれば365.25、行は「1 年 ≈ 365.25 日」。2月が何日か、閏年が挟まるかは反映されないので、実際の日付計算には使わないでください。
  • 米ガロンと英ガロンを混ぜる — 3.785411784 Lと4.54609 Lで約20%違います。体積カテゴリーに米ガロンと英ガロン(インペリアル)が別々に入っているのはそのためで、パイントも同じく2つに分かれています。海外通販の容量表記を読むときは、どの国のサイトかを先に確かめてください。
  • リットルをそのままキログラムに直そうとする — 体積と重さは別の量なので、密度がないとつながりません。水なら1 Lが1 kgですが、食用油は0.92 kg前後、はちみつは1.4 kg前後です。密度カテゴリーで材料のg/cm³を確かめてから掛けてください。
  • 尺・寸・貫・匁をこのツールのリストで探す — 尺貫法から入っているのは面積の坪と畳(帖)の2つだけです。長さの尺・寸・間、重さの貫・匁、体積の升・合、農地の反・畝・町はリストにありません。㎡やkgに直してから入力するか、尺貫法専門の早見表を使ってください。

総合ツールと専用ツール、どちらを開くか

1つの量だけを触る日は専用ツールが、複数の量を行き来する日はこの総合ツールが向きます。分かれ目は画面を何回乗り換えるかです。
総合ツールが効くのは、車を選ぶ日のように出力(仕事率)と最大トルクと空気圧を一度に見る場面です。図面や設備仕様書、海外通販のページでも、長さ・面積・体積・冷房能力・消費電力量・重さがひとつの画面に混ざって出てきます。値を一度入れておけばカテゴリーを移るだけで済むので、入力は1回で終わります。
専用ツールが効くのは、その量ひとつに固有の事情が要るときです。坪と専有面積・壁心面積の関係、畳の地域差、金のトロイオンスとグラムの読み替え、アメリカのオーブンの華氏の勘どころなど、係数だけでは答えにならない質問がこれにあたります。日本語で用意してある専用ツールは、長さの単位変換重さの単位変換温度の単位変換面積の単位変換圧力の単位変換仕事率・馬力の単位変換力の単位変換トルクの単位変換角度の単位変換、それに食材別の料理単位変換です。
残る6カテゴリー、つまり体積・エネルギー・時間・速度・密度・データ量は、日本語ではこのページだけが扱います。米ガロンとリットル、kcalとkJとkWh、ノットとkm/h、g/cm³とlb/ft³、GBとGiBを読み替えるなら、ここが出発点です。
逆に、この変換器では答えが出ない質問もあります。小麦粉1カップが何グラムかのように、単位の係数ではなく材料の性質が答えを決める質問がそれで、食材別の値を持つ料理単位変換のほうが向いています。

この変換器がやらないこと

単位どうしの換算は決まった係数を掛けて割る作業なので、判断の入る余地がありません。だからこのツールの限界は、何を扱わないかのほうに寄っています。
量が違う値どうしはつなげません。リットルをキログラムに、キロワットをキロワット時に、時間あたりBTUを総消費電力量に直す作業には、それぞれ密度や時間という情報がもう1つ必要です。この変換器は同じカテゴリーの中だけで動きます。
リストにない単位もあります。アール、流量(L/min、m³/h)、燃費(km/L、mpg)、加速度、粘度、Mbpsのような転送速度は、どのカテゴリーの選択欄にも出てきません。尺貫法から入っているのも面積の坪と畳(帖)までです。この体系をひととおり扱う早見表サイトや、31種類の量を別々のページで扱うkeisan.siteのほうが、その一点では広く覆っています。このページが引き受けるのは、日常と実務で頻度の高い15カテゴリーを1画面にまとめる役目です。
マッハといくつかの圧力単位は、基準条件の付いた値です。マッハは15 °C・海面の音速340.294 m/sを基準にしているので、高度や気温が変われば実際の音速も変わります。水銀柱ミリメートルと水柱センチメートルも、水銀と水の基準密度という条件を経て決まっています。計測報告に載せる値なら、基準条件も一緒に書いてください。
書類に何と書くべきかまでは決めてくれません。法定計量単位は国際単位系を土台にしているので、仕事率ならワット、圧力ならパスカル、面積なら平方メートルが公式の側に立ちます。この変換器の値は、現場で通じる言葉と書類に載る値のあいだを行き来するためのものであって、公的な文書に非法定の単位を書いてよいという意味ではありません。自動車の諸元表が出力をkWで示しつつ馬力(PS)を添えているように、実務では法定単位を主に置いて非法定の単位を併記する形が定着しています。
画面に見えている桁数は、値そのものの精度ではありません。自動表示は有効数字6桁ほどで切りますが、切っているのは表示のほうです。係数自体はもっと長いので、必要なら「小数点以下の桁数」を15まで上げれば確かめられます。上限は小数15桁なので、それより長い係数は最後の桁が切れます。
カードの下の行に出る=と≈は、この変換器が単位ごとに持っている指定を映した記号です。どちらが出ても、表示される数字は同じ手順で計算されています。

単位変換まわりの用語

基準単位

1つのカテゴリーの全単位が経由する中継地点です。この変換器は長さにメートル、圧力にパスカル、仕事率にワット、データ量にバイトという具合に、15カテゴリーへ1つずつ決めています。入力値をここまで持ち上げ、変換先の係数で降ろす2段階が、すべての換算の骨格です。

法定計量単位/非法定計量単位

計量法が取引や証明に使うよう定めている単位と、そうでない単位の区別です。法定側は国際単位系を土台にしていて、メートル・キログラム・平方メートル・パスカル・ワットが入ります。面積の坪や長さの尺・寸は非法定側に分類され、取引や証明の書面には使えません。それでも現場の言葉としては今も標準のように通ります。

尺貫法

日本の伝統的な度量衡の体系で、長さの尺(=10/33 m)と間(=6尺)を土台に、面積の坪・畝・反・町が組み立てられています。この変換器が収めているのは面積の坪と畳(帖)の2つだけで、面積カテゴリーの3つ目のグループに並びます。ほかのカテゴリーに尺貫法の単位は入っていません。

坪(つぼ)

面積の尺貫法単位で、1間(=6尺)四方の広さ。係数は(20/11)²=400/121㎡、およそ3.30578㎡です。この変換器は坪を近似指定の単位に入れているため、坪がからむ換算ではカードの下の行が≈になります。日本の不動産では土地や戸建ての広さを表す単位として、今も標準のように通ります。

畳・帖(じょう)

部屋の広さを畳の枚数で表す単位で、この変換器の係数は1.62㎡です。不動産の表示に関する公正競争規約施行規則が畳数表示の下限として定めた広さで、数字が規則で固定されているため畳は定義値の側に置かれています。1畳を㎡にした行は「1 畳 = 1.62 m²」と等号で出て、同じ尺貫法グループに並ぶ坪の≈とはここで分かれます。「帖」も選択欄ではこの1単位にまとまっていて、1畳=0.49005坪にあたります。

仏馬力(PS)

1秒間に75 kgf·mの仕事をする仕事率で、正確に735.49875 Wです。標準重力9.80665 m/s²から従う値で、日本・ドイツ・フランス・イタリアの自動車カタログが書く「馬力」がこれにあたります。英語圏のhp(英馬力・745.7 W)より約1.4%小さく、リストにはさらに電気馬力(746 Wちょうど)も並びます。

重量キログラム(kgf)

質量1 kgの物体に標準重力が働くときの力で、正確に9.80665 Nです。「キログラム重」とも書きます。トルクのkgf·m(9.80665 N·m)、圧力のkgf/cm²(98,066.5 Pa)、そして仏馬力(75 kgf·m/s)は、すべてこの1つの定数から出ています。力・トルク・圧力・仕事率の4カテゴリーが同じ数字を共有しているのはそのためです。

kgf/cm²(重量キログラム毎平方センチメートル)

1平方センチメートルに1重量キログラムがかかるときの圧力で、正確に98,066.5 Pa、すなわち98.0665 kPaです。psiなら14.2233、barなら0.98067にあたります。1999年の計量法改正でタイヤの空気圧表示はkPaへ移りましたが、産業現場や古い仕様書ではまだ広く見かけます。

キロカロリー(kcal)とキロジュール(kJ)

1キロカロリー(熱化学)は正確に4.184キロジュールです。日本の食品表示は熱量をkcalで書くため、kJだけが書かれた海外製品に出会ったら4.184で割ればkcalに戻せます。リストにはIT系のカロリー(4.1868 J)も別に入っていますが、栄養表示に使うのは熱化学カロリーのほうです。

GBとGiB(10進接頭辞と2進接頭辞)

GBは1000の冪、GiBは1024の冪です。1 GB=0.931323 GiB、1 TB=0.909495 TiB。ストレージのメーカーは10進、OSのエクスプローラーは2進で数えながら名前だけをGBと書いてきたため、1 TBのディスクが931 GBに見えます。この変換器では両系統が別々の単位として並んでいます。

標準重力(g_n)

1901年の第3回国際度量衡総会が正確な値として固定した9.80665 m/s²です。この1つの値から重量キログラム(9.80665 N)、kgf·mのトルク(9.80665 N·m)、kgf/cm²(98,066.5 Pa)、仏馬力(735.49875 W)がすべて定義値として導かれます。日本の産業表記に残る重力単位系は、ここに根を持っています。

国際ヤード・ポンド協定(1959年)

米・英・加・豪などが1959年に結んだ協定で、1ヤードを正確に0.9144 m、1ポンドを正確に0.45359237 kgと定めました。ここからインチ0.0254 m、フィート0.3048 m、マイル1609.344 m、重量ポンド4.4482216152605 Nが丸めなしで導かれます。日本は当事国ではありませんが、輸入仕様書や海外通販の表記はこの定義をそのまま使います。

定義値と派生値

定義値は国際合意で数字そのものが固定された係数で、インチの0.0254 m、ポンドの0.45359237 kg、熱化学カロリーの4.184 Jがそれにあたります。派生値は別の基準を一度経て出てくる係数で、トルは標準大気圧を760で割った133.32236842…Pa、水銀柱ミリメートルは水銀の基準密度を経た133.322387415 Paです。どちらの側に入るかは単位ごとにこの変換器が決めていて、係数の桁数からは読めません(1 km/h=0.621371 mphは割り切れませんが=で出ます)。

指数表記(E表記)

1.60218E-19のように、Eのうしろの数字が10の冪を指す書き方です。自動精度では、桁が大きく離れる値がこの形式に切り替わります。電子ボルト、ナノ秒、ダイン、角度の秒、光年のように桁が大きく開く単位で出会います。


単位変換についてよくある質問

インチとセンチはどちらの向きも一発で出せますか?

どちらの向きも出せます。1インチはちょうど2.54 cm、1 cmは0.393701 inです。長さカテゴリーで「単位を入れ替え」ボタンを押すと変換元と変換先が丸ごとひっくり返るので、打ち直さずに逆向きが読めます。2.54に丸めがないのは、1959年の国際ヤード・ポンド協定がインチを25.4 mmと定めたからです。

1坪は何平米ですか?平米から坪に直すには?

1坪は400/121㎡、小数では約3.30578㎡です。逆向きの1㎡=0.3025坪は121/400ちょうどで、こちらは割り切れます。面積カテゴリーで変換元を坪、変換先を平方メートルにすれば、30坪=99.1736㎡、100㎡=30.25坪がそのまま出ます。

30坪は何畳になりますか?

1坪は2.040608畳なので、30坪なら約61.2畳です。「1坪=2畳」で数えた60畳より1畳あまり広くなります。畳の係数には、不動産の表示に関する公正競争規約施行規則が定める1畳=1.62㎡を使っています。

面積で坪の換算だけ「≈」が付くのはなぜですか?

面積の12単位のうち、この変換器が近似指定にしているのが坪ひとつだからです。1坪=400/121㎡は分数としては正確でも、小数に開くと3.3057851239669…と循環して終わりません。記号が≈でも、逆向きの1㎡=0.3025坪は121/400ちょうどの正確な値です。

日本のカタログに書いてある「馬力」はPSですか、HPですか?

PS、つまり仏馬力(735.49875 W)です。日本はメートル法が土台なので車両の出力表記に仏馬力を使い、ドイツ・フランス・イタリアも同じです。英語圏の媒体が使うhpは英馬力(745.7 W)で、約1.4%大きくなります。

1馬力は何kWですか?

日本の表記である仏馬力なら1 PS=0.735499 kW、英語式の英馬力なら1 hp=0.7457 kWです。逆に1 kWは1.35962 PS。100 PSのエンジンは73.5499 kW、100 hpなら74.57 kWです。

エアコンの「1馬力」も0.735 kWですか?

違います。業務用エアコンの1馬力は冷房能力でおよそ2.8 kWを指し、エンジンの馬力とは別物です。このツールで1 PSを換算すれば0.735499 kWが出ますが、その数字でエアコンの能力は選べません。機種ごとの能力表に当たってください。

kgf/cm²をkPaに直すには?「×100」でいいですか?

厳密には×98.0665です。1 kgf/cm²は正確に98,066.5 Pa=98.0665 kPaなので、×100では約2%多く見積もります。2.4 kgf/cm²は240 kPaではなく約235 kPa、逆に240 kPaは2.4473 kgf/cm²です。タイヤの空気圧のように余裕のある場面では×100の丸めが実務で通っています。

kgfをNに、kgf/cm²をN/mm²に直すには?

1 kgf=9.80665 Nで、標準重力が正確な値として固定されているため丸めのない係数です。1 kgf·cmは0.0980665 N·m。N/mm²はリストにありませんが、1 N/mm²は1 MPaとまったく同じ大きさなので、1 kgf/cm²=0.0980665 MPa=0.0980665 N/mm²と読み替えられます。

カタログの最大トルクkg·mをN·mにするには?

9.80665を掛けます。20.0 kg·mは196.133 N·m、逆に100 N·mは10.1972 kgf·mです。米国式のlb·ftが要るときは1 N·m=0.737562 lb·ftを使ってください。

100kcalは何kJですか?日本の食品表示にkJが載らないのはなぜ?

100 kcalは418.4 kJです。1 kcal(熱化学)がちょうど4.184 kJだからです。日本の食品表示は熱量をkcalで書く決まりなので、kJは並びません。輸入食品でkJだけが書かれていたら4.184で割ればkcalに戻せます。

1TBのハードディスクが931GBと表示されるのはなぜですか?

目盛りが2系統あるからです。メーカーは1 TBを1兆バイト(1000の冪)として数え、OSのエクスプローラーは1024の冪で数えながら名前だけGBと書いてきました。実際にはGiBです。1 TBをGiBにすれば931.323 GiB、TiBにすれば0.909495 TiB。容量が消えたわけではありません。

8GiBのメモリは何GBですか?

8.58993 GBです。メモリは最初から2進単位で作られているので、ストレージとは逆向きにずれます。128 GBのUSBメモリをGiBに直すと119.209 GiBです。

アメリカのレシピの華氏を摂氏に直すには?

温度カテゴリーで変換元を華氏、変換先を摂氏にして数字を入れるだけです。よく出てくる350 °Fは176.667 °C、日本のオーブンの180 °Cは356 °Fにあたります。手計算なら32を引いて5/9を掛けてください。体温まわりの100 °Fなら37.7778 °Cです。

尺・寸・貫・匁・升・合は換算できますか?

できません。この変換器が収めている尺貫法の単位は面積の坪と畳(帖)だけで、質問にある6つはどのカテゴリーの選択欄にも出てきません。㎡やkgなど法定計量単位に直した数字を入力するか、尺貫法をひととおり並べた専門の早見表に当たってください。

マッハ1は時速何kmですか?

1,225.06 km/hです。15 °C・海面の音速340.294 m/sを基準にした値なので、高度が高かったり気温が低かったりすれば実際の音速は変わります。この基準条件があるため、マッハがからむ組み合わせは≈で表示されます。

カテゴリーを変えると入力した値は消えますか?

消えません。一番上の「カテゴリー」を変えると2つの単位リストだけが新しい量のものに入れ替わり、「値」に入れた数字はそのまま残ります。100を一度入れておけば、仕事率でPS→kWの73.5499 kW、速度でkm/h→mphの62.1371 mphを、打ち直さずに続けて見られます。

結果は小数点以下何桁まで出せますか?

結果カードの下の「小数点以下の桁数」で、自動・0・2・4・6・10・15から選びます。自動は有効数字6桁程度、数字を選べばその小数桁に固定されます。有効数字ではなく小数桁なので15を選んでも小数15桁が上限で、カードの下の1単位あたりの行は選択と関係なく小数6桁までです。

同じ単位どうしを変換したのに≈が付くのはなぜですか?

変換元と変換先が同じ単位のときは、係数がどれだけ正確でもツールが等号を使わないためです。値が不正確だという意味ではありません。違う単位どうしでは、両方が定義値の単位なら=、どちらか一方でもこの変換器が近似指定にしている単位なら≈が付きます。

リットルをキログラムに変換できますか?

そのままではできません。体積と重さは別の量なので、材料の密度がないとつながりません。密度カテゴリーでg/cm³を確かめ、その値を体積に掛けてください。料理の材料なら料理単位変換が食材別の値を持っています。

坪表記を契約書や広告に使ってもいいですか?

計量法は第8条第1項で、法定計量単位でない単位を取引や証明に使うことを禁じており、面積の坪はその非法定側に入ります。違反には50万円以下の罰金が定められています(第173条第1号)。自動車の諸元表が出力をkWで示しつつ馬力(PS)を添えているのと同じ形で、面積も㎡を主の表記に置いて坪を併記するのが実務の形です。最終的な表記の判断は、取引の相手や所管の窓口に確認してください。

この単位変換ツールを使うのに登録や支払いは必要ですか?

どちらも要りません。インストールもなくブラウザ上で計算が終わり、15カテゴリー151単位をすべて使えます。ブログや学習資料に置ける埋め込み版も用意しています。1つの量を深く扱いたいときは、長さの単位変換面積の単位変換のような専用ページが向いています。

換算結果はどれくらい正確ですか?

係数はNIST SP 811 附属書B.8、BIPMの国際単位系文書(第9版)、ISO 80000シリーズ、1959年の国際ヤード・ポンド協定、国際天文学連合の決議から取っています。151単位のうち20は近似指定で、坪・華氏・ランキン・トル・水銀柱ミリメートル・水柱系・BTU毎時・キロカロリー毎時・角度の度系・光年・パーセク・月・年・10年・マッハがそれにあたります。表示桁は「小数点以下の桁数」で最大15桁まで伸ばせます。

出典・参考文献

  1. NIST SP 811 附属書B.8 — 換算係数のアルファベット順一覧(太字が定義値)。この変換器が使うインチ(2.54e-2 m)、フィート(3.048e-1 m)、重量ポンド(4.4482216152605 N)、英熱量BTU_IT(1055.05585262 J)、psi(6894.757293168361 Pa)、熱化学キロカロリー(4.184e+3 J)、そして米国の体積単位の係数は、すべてこの表から取っている
  2. NIST 国際単位系ガイド 附属書B — 換算係数の総索引ページ。定義値・近似値・分野別の換算表に加えて、丸めと有効数字の扱い方の規則を示している。日本の計量標準は、産業技術総合研究所の計量標準総合センター(NMIJ)が国家計量標準機関として維持している
  3. BIPM — 国際単位系(SI)文書 第9版(2019)。2019年の再定義後のSI基本単位7つ(メートル・キログラム・秒・アンペア・ケルビン・モル・カンデラ)の定義と、この変換器がカテゴリー別の基準に据えている組立単位の表(ジュール・ワット・パスカル・ニュートン・ニュートンメートル・ラジアン)を収める。日本の計量法はこの体系を法定計量単位の土台にしている
  4. ISO 80000 — 量及び単位(第1部~第14部)。第3部(空間及び時間)が角度の単位を、第4部(力学)が力・エネルギー・仕事率・トルクを、第5部(熱力学)がケルビンと摂氏目盛りの原点を定義する。この変換器が角度・トルク・力・温度のカテゴリーで使う係数と原点の補正は、その定義をそのまま実装したもの
  5. Wikipedia — 国際ヤード・ポンド協定(1959年7月1日発効)。ヤードを正確に0.9144 m、ポンドを正確に0.45359237 kgと定め、ここからインチ(0.0254 m)・フィート(0.3048 m)・マイル(1609.344 m)・重量ポンド(4.4482216152605 N)・エーカー(4046.8564224㎡)が丸めなしで導かれる。日本は当事国ではないが、輸入仕様書や海外通販の表記はこの定義をそのまま使っている
  6. 国際天文学連合(IAU)2012年総会 決議B2。天文単位を正確に149,597,870,700 mと定めた値で、この変換器の天文単位↔キロメートルの換算がこれを使う。2015年の決議B2と合わせると、パーセクは正確に648,000/π天文単位になる
  7. BIPM — 第3回国際度量衡総会(CGPM、1901年)決議2。標準重力を g_n = 9.80665 m/s² と正確に固定した決議。日本の表記に残る重量キログラム(9.80665 N)、kgf·mのトルク(9.80665 N·m)、kgf/cm²の圧力(98,066.5 Pa)、そして自動車カタログの馬力(仏馬力 PS = 735.49875 W)は、いずれもこの値ひとつから導かれる

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